【イギリス発】家庭のエネルギー消費をコントロールできるシステムを試験運用
British Gas New EnergyとAlertMe.comが、家庭用暖房の自動コントロールシステムを試験運用することで合意した。これにより、消費者は、エネルギー消費量と家計の支出を節約でき、炭素排出量も減らせるという。British Gas New Energyは、イギリスのガス会社British Gasの環境に配慮した事業を専門とする部門。
AlertMe.comは、家庭のエネルギー消費を管理したり、家庭のモニターシステムなどを提供したりする新興企業。提供する省エネルギー技術は安価なうえ簡単に操作でき、家庭のエネルギー消費量を大きく減らすことができる。一般家庭の省エネこそが、現在のエネルギー需要と再生可能エネルギー供給との大きなギャップを埋める、最速かつ最安の手段だとしている。
両社の初めての試みとなる「自動暖房コントロールシステム」は、簡単に最低限のコストで暖房を適温に調整するシステム。操作は容易で、消費者は家から離れていても、ウェブや携帯電話から設定を変更できる。例えば、家に帰る前に携帯電話から暖房をつけることも可能。
携帯電話を通じて、家のどこでエネルギーが消費されているか、どの家電が一番エネルギーを消費しているか、どう変更すると一番お金を節約できるのか、いくら節約されたかも把握できる。また、スマートモニターシステムにより、家から離れていても電源のオン・オフが自在。家人が不在の時は自動で電源が切れる。
AlertMe.comのCEOのPilgrim Beart氏は「暖房がイギリスのエネルギー消費量の47%であることや、輸送部門以外のエネルギー使用量の78%を占めることを考えると、この技術の経済的、環境的可能性ははっきりすると思う」と自負している。
ガスや電気の使用状況に応じて使用量データを電力事業者に知らせ、効率の良い給電が可能になるスマートメーターやスマートグリッドの導入は、安定供給が課題となる太陽光や風力発電などの再生可能エネルギー普及の鍵でもある。日本国内の議論は始まったばかりだが、急速に導入への道が開けるかもしれない。
文:温野 まき 翻訳サポート:中野 よしえ
from エコロジーオンライン エコニュース
AlertMe.com(PRESS RELEASE)
URL: http://www.alertme.com/news/press/british-gas-new-energy-and-alertme-announce-trial-/
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